BowL’s work

BowLのおしごと
BowLのおしごと
うつ症状に悩む方のメンタルケアや復職・再就職の支援をする組織です。
ここでいう支援とは、BowLに通う研修生の皆さんが本来持つ
人間らしさを取り戻すためのサポート。
うつ病の克服や復職というゴールの先にある
「受容する優しさがあふれる社会」に向かって、
精神保健福祉士や公認心理師、作業療法士などのスタッフが
それぞれの専門性を生かしながら連携し、
ともに歩んでいます。

Feature

BowLの特徴
Aさんの場合
今の職場では、うつ病の治療や支援に終始し、人間性やキャリア面の支援ができない
Aさんの場合
BowLの場合
研修生(利用者)の働き方、生き方を支援する。研修生(利用者)が自分の取扱説明書を作って卒業、復職することをゴールとしてイメージしている。研修生(利用者)が抱える不安やモヤモヤを細かく分解し、寄り添いながら一つひとつ解決していく。
BowLの場合
Bさんの場合
支援において、上司の意見や指示が絶対で、自分の支援観や意見を通せない
Bさんの場合
BowLの場合
プランナーに裁量権がある。学んだことを生かし、自分の考えや工夫を業務に反映できる
BowLの場合
Cさんの場合
ひとりひとりの利用者や患者さんの個別支援に時間をかけれない
Cさんの場合
BowLの場合
よりよい支援を追求し、変化に対応していく柔軟な組織風土。同じ温度感の仲間とともにマニュアル化されていない仕事ができる
BowLの場合

Case

成果事例
研修生Aさんの場合
(20代女性) 他の研修生を見て自身の状況を知る
 休職後通院し、服薬することで良くなっていると認識していたが復職がうまくいかなかった。BowLに通ってみて、他の研修生が自分のことを説明できたり、職場の話をすることができたりしているのを見て驚く。自分は週5日通うのもしんどく、物事の優先順位も決めきれず「私はまだまだだ」と気づいたところからプログラムを開始する。約1年の通所を経て元の職場に復帰。薬の量も減った。
研修生Aさんの場合
研修生Bさんの場合
(30代男性) 受診付き添い、家族とも連携
 不調な時だけしか通院しないため、治療が成り立たなかった。外出出来ない状態からBowLのスタッフが定期受診に付き添い、家族と連携して食生活を改善。飲酒をやめ、体調が整うことで通所も可能になり、他の研修生に対しリーダーシップを取れるまでになった。現在は復職し、同僚にも「酒席に誘わないでください」と伝えきれた。子どもも誕生し、仕事も安定している。
研修生Bさんの場合
研修生Cさんの場合
(30代女性) 4年かけて一つひとつ不安を解消
 約10年引きこもっていた。週1回の通所から開始、4年ほどかけて就職した。当初は通所しても部屋の隅で泣いていたり、しんどいと帰ったりしたが「今日も来れたね」と声を掛け、1〜2年かけて週5回通所できるようになり、その後実習を重ねた。「トイレ掃除ってどこまでやっていいのか分からない」「ハローワークに行ったらどんなこと聞かれるのか不安」などのCさんが抱える不安を、スタッフは面談や付き添いを通じて一つひとつ解消。Cさんは自分の傾向を説明できるようになり、販売スタッフとして活躍している。
研修生Cさんの場合

Curriculum

カリキュラムの一例
「研修生さんにはこういう支援が必要!」という想いで動いてきた結果、BowLのカリキュラムは常に変化しています。
ここではその一例をご紹介します。
プレリワーク
まずは動ける体、こころへ
週3日、午前中のみのプログラムです。
考えたり、行動したりするには、体とこころの体力が必要です。食事や睡眠を見直し、ヨガや家庭菜園などを通して、疲れた体やこころのケアに専念します。また、自分を知るための基礎知識を習得します。自身の感情やコンディションを把握し、思考の癖に向き合うことで自己理解を深めます。
プレリワーク
リワーク
私の働き方をあたらしく。
週5日、午前〜夕方にかけてのプログラムです。
他者との関わりにおけるストレスやトラブルを減らすための術を身につけます。相手も自分も苦しめない言葉選びや、感情や気分のコントロールの仕方、自分なりのストレス発散方法を探ります。また、どのような職業・職場が合うのか、どのような働き方をしたいのかを明確にし、再び働くためのプランを立てます。
リワーク
復職
はたさぽ
定着支援
「自分らしく働く」を体現する
『はたさぽ』は、復帰後6ヶ月間をサポートするBowL独自のサービス、『定着支援』は復帰後6ヶ月以降の方を対象とした福祉サービスです。
定着支援